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タスクの実行予定日が決まる仕組み

タスクの実行予定日とは、アカウント作成・割当付与・割当剥奪・割当変更・アカウント削除の各タスクが反映される予定の日です。既定では、メンバーが権限セットのタスク生成対象になる日、または対象から外れる日と同じです。メンバーが権限セットのタスク生成対象である期間を、以下では対象期間と呼びます。

対象期間が終わる日、つまり対象から外れる日は、後ろ倒しの計算の起点になります。この日を基準日と呼びます。基準日からどれだけ後ろにずらすか、対象期間が始まる日からどれだけ前にずらすかは、業務アセットの「タスク実行予定日」で設定します。

設定の手順はタスクの実行予定日をずらすにあります。この記事では、ずらした結果がどう決まるかを説明します。

なぜ必要か​

入社日の前にアカウントを用意しておく、退職後しばらくアカウントを残す、異動のときは新しい権限を付けてから古い権限を外す、といった運用に合わせるためです。ずらす量は業務アセットごとに決めます。

前倒しと2種類の後ろ倒し​

ずらしかたは3つあります。「タスク実行予定日」の画面の3つの区画に対応します。後ろ倒しは、メンバーが権限セットのタスク生成対象から外れるときにアカウントが残るかどうかで2つに分かれます。

ずらしかたずらす対象効く場面例アカウント
前倒しアカウント作成、割当付与メンバーが新しく権限セットのタスク生成対象になるとき入社作成されます
後ろ倒し(アカウント削除を伴わない場合)割当剥奪、割当変更メンバーがある権限セットの対象から外れる時点で、同じ業務アセットを対象に含む別の権限セットの対象になっているとき異動、兼務解消残ります
後ろ倒し(アカウント削除を伴う場合)アカウント削除、割当剥奪メンバーが権限セットの対象から外れる時点で、同じ業務アセットを対象に含む別の権限セットの対象でないとき退職削除されます

以下では、2つ目を伴わない場合、3つ目を伴う場合と略します。

「アカウント」の列は、アカウント作成・アカウント削除のタスクが生成される業務アセットの場合です。生成されるのは、接続先サービスと連携する業務アセットと、「アカウント作成タスク・アカウント削除タスクを生成する」を選んだ業務アセットだけです。

伴う場合の後ろ倒しで、アカウント削除の実行予定日が次の対象期間の開始日に届くか越えることがあります。その間のアカウント削除とアカウント作成は生成されず、アカウントは残ります。いったん対象から外れ、後ろ倒しの量より短い間をおいて戻るメンバーに、伴う場合の後ろ倒し(退職後しばらくアカウントを残す設定)が効くとこうなります。

伴わない場合の後ろ倒しは割当種別ごと​

伴わない場合の後ろ倒しは、割当種別ごとに設定します。割当種別の性質によって、遅れるものが違います。

割当種別の性質遅れるタスク起きること
「複数のグループに所属させる」古い割当項目の割当剥奪新しい割当項目の割当付与は遅れません。両方の割当項目を持つ期間ができます
「優先度の高いグループに所属させる」割当変更古い割当項目を持ち続け、遅れた日に新しい割当項目へ切り替わります

アカウントそのもの(アカウント作成・アカウント削除)には、伴わない場合の後ろ倒しは効きません。また、「優先度の高いグループに所属させる」の割当種別では、対象から外れる日に割当剥奪のタスクは生成されません。

伴わない場合にあたるかどうかは、割当種別ごとに判定されます。切り替わった先の権限セットが同じ業務アセットを対象に含んでいても、「複数のグループに所属させる」の割当種別の割当項目を1つも含まないことがあります。その割当種別は、対象から外れた扱いになります。

その場合、古い割当項目の割当剥奪には、割当種別ごとの値ではなく伴う場合の後ろ倒し(「アカウント削除・割当剥奪」に設定した値)が効きます。アカウントは残ります。

「優先度の高いグループに所属させる」の割当種別では、この状態は通常起きません。「権限セットの編集」ダイアログで業務アセットを含めると、割当項目が必ず1つ選ばれた状態になり、外せないためです。

注記

伴わない場合の後ろ倒しは、同じアカウントのアカウント削除の実行予定日を越えません。対象期間の終了日が決まっている(無期限でない)ときは、越える設定にしても、その日で止まります。アカウント削除タスクを生成しない業務アセットでも同じで、対象から外れる日に伴う場合の後ろ倒しを足した日が限度です。

「優先度の高いグループに所属させる」を選んだ割当種別でこの限度に達すると、新しい割当項目への割当変更は生成されません。古い割当項目のまま、対象から外れる日に伴う場合の後ろ倒しを足した日を迎えます。アカウント削除タスクを生成する業務アセットでは、その日にアカウントが削除されます。

前倒しが効くのは新しく対象になるときだけ​

前倒しが効くのは、メンバーが新しく権限セットのタスク生成対象になるときです。異動などで権限セットが切り替わるだけの日には、新しい割当項目の割当付与は前倒しされません。切り替わる日は、新しく対象になる日ではないためです。

「アカウント削除日」を基準日にする​

既定では、メンバーが権限セットのタスク生成対象から外れる日が基準日です。「タスク実行予定日」の「アカウント削除日を有効にする」を選択すると、基準日が変わります。

メンバー項目「アカウント削除日」に日付が入っているメンバーは、その日が基準日になります。日付が入っていないメンバーは、既定のままです。伴う場合の後ろ倒しは、この基準日に対して効きます。「アカウント削除日」が4月1日で後ろ倒しが3「日」なら、実行予定日は4月4日です。

ただし、「アカウント削除日」は対象期間との位置関係によって使われない場合があります。

「アカウント削除日」の位置働き
対象期間の途中にあるその日で対象期間が終わります
退職日に対象期間が終わり、その後にある対象期間が「アカウント削除日」まで延びます
異動などで在籍が続くまま対象から外れる期間の、その後にある使われません。対象から外れる日が基準日のままです
対象期間の開始日と同じ、またはそれより前にあるその対象期間のタスクは生成されません

「アカウント削除日」はメンバーの標準項目です。メンバーの画面に表示されていないときは、ロールの「画面レイアウト」の「メンバー詳細」に追加します。手順は画面レイアウトを変えるを参照してください。

「ヶ月」は月末に丸まる​

単位が「ヶ月」のとき、計算の結果が存在しない日付になる場合は月末へ丸められます。

基準日設定実行予定日
1月31日1ヶ月後ろ倒し2月28日(うるう年は2月29日)
3月31日1ヶ月後ろ倒し4月30日
1月31日2ヶ月後ろ倒し3月31日

設定を変えたあとのタスク​

設定が効くのは、設定したあとに生成されるタスクだけです。生成済みのタスクの実行予定日を書き換える方法はありません。

設定を変えるには業務アセットを未有効化する必要があり、未有効化すると、まだ実行を始めていないタスクがスキップされます。有効化し直しても、スキップされたタスクは自動では戻りません。戻したタスクの実行予定日は、変更前の設定で決まった日のままです。

また、タスクになるのは有効化したあとに生じた変更だけです。有効化より前に登録した入社・異動・退職からは、その日付が将来でもタスクは生成されません。 詳しくは有効化しないと動かない仕組みを参照してください。

注意すべき点​

  • 既定値はすべて 0 で、単位は「日」です。0のままなら、対象期間の開始日と終了日が、そのまま実行予定日になります。
  • ずらす量は暦日で数えます。 営業日ではありません。

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